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ここでは佐川急便「飛脚宅配便」を中心とした配送サービスの特徴や各種プランなどについて調査した結果をまとめました。コストを抑える割引サービスや目的に応じて使えるオプションサービスなども紹介しています。
佐川急便の創業はシンボルマークともなっている飛脚業を1957年から京都-大阪間で開始したのがきかっけです。現在では「飛脚宅配便」を中心とした宅配業界大手と知られるまでに成長。SGホールディングスグループの中核企業となっています。
個人向けの宅配便サービスのイメージが強いですが、ビジネスニーズに応えるサービスにも力を入れており、基本輸送サービスの「STANDARD」、販売支援や経理支援を行う「SUPPORT」、3PLなどを提供する「SOLUSIONS」の3つに分けられています。
近年は企業や教育機関と連携した新たなサービスの可能性にもチャレンジ。AI活用による不在配送約20%削減を実現したり、鉄道会社との組んで貨客混載実証実験を行うなど、宅配業界でのパイオニア的存在の企業として新事業展開にも積極的です。
佐川急便の「飛脚宅配便」のサイズは以下の5種類が基本です。配送物の重量の上限は30kgまでとなっています。
サイズ | 大きさ | 重さ |
---|---|---|
60サイズ | 60cmまで | 2kgまで |
80サイズ | 80cmまで | 5kgまで |
100サイズ | 100cmまで | 10kgまで |
120サイズ | 140cmまで | 20kgまで |
160サイズ | 160cmまで | 30kgまで |
飛脚宅配便を使って大阪から東京まで一般的な荷物を際の料金は以下のようになっています。160サイズ以上の荷物にも対応しますがラージサイズ宅配便として別メニュー扱いになるため基本サービスのみの内容となっています。
【発地】関西 → 【着地】関東
サイズ | 配送料金 |
---|---|
60サイズ | 880円 |
80サイズ | 1,155円 |
100サイズ | 1,496円 |
140サイズ | 1,958円 |
160サイズ | 2,178円 |
(参照元:佐川急便公式ページ https://www.sagawa-exp.co.jp/send/fare/list/sagawa_faretable/faretable-8.html#ft01)
佐川急便の配達時間指定は8:00から21;00までフルに指定可能です。21;00までの最終時間帯が2系統あるのが特徴です。なお時間指定は個人宅への配送のみを対象としています。
8:00 ~ 12:00
12:00 ~ 14:00
14:00 ~ 16:00
16:00 ~ 18:00
18:00 ~ 20:00
18:00 ~ 21:00
19:00 ~ 21:00
※7つの時間帯指定(個人宅宛のみ)
佐川急便の「飛脚宅配便」は基本プランにオプションを追加していくというよりサービスメニューのバリエーションを増やすことで要望に応える形式になっています。「飛脚」という佐川急便を表す名を冠した各種メニューが用意されています。
飛脚宅配便の160サイズを超える荷物の配送サービスです。重量は飛脚宅配便は30kgまでですが、飛脚ラージサイズ宅配便では50kgまでの荷物に対応しています。
【発地】関西 → 【着地】関東
サイズ | 配送料金 |
---|---|
170サイズ | 3,135円 |
180サイズ | 3,410円 |
200サイズ | 4,180円 |
220サイズ | 4,895円 |
240サイズ | 6,380円 |
260サイズ | 7,865円 |
翌日中に届けることを実現するために航空機を利用する配送サービスです。遠隔地でも確実に翌日配送が可能になります。取扱サイズ・重量は飛脚宅配便と同じです。
【発地】関西 → 【着地】関東(翌日中配達)
サイズ | 配送料金 |
---|---|
60サイズ | 1,914円 |
80サイズ | 2,013円 |
100サイズ | 2,552円 |
140サイズ | 3,619円 |
160サイズ | 4,686円 |
160サイズを超えるものは飛脚ラージサイズ航空便として対応しており、10kg毎加算額が2,200円(上限は50kg)となっています。なお取扱サイズは飛脚ラージサイズ宅配便と同じです。
料金で注意したいのは翌日中配達の他に、翌日午前中配達や翌日時間指定便があり指定方法により料金に違いがあることです。事前に営業店などに確認しておくとよいでしょう。
佐川急便が保有するクール専用車を使った低温輸送(冷蔵品2℃~10℃・冷凍品-18℃以下)サービスです。取り扱いサイズは3辺合計140cm以内・重量20kg以内の荷物が対象です。
サイズ | 重量 | クール料金 |
---|---|---|
60サイズ | 2kgまで | 275円 |
80サイズ | 5kgまで | 330円 |
100サイズ | 10kgまで | 440円 |
140サイズ | 20kgまで | 715円 |
飛脚クール便は対応サイズは4種類ですが料金体系は飛脚宅配便のオプション扱いになっていてクール料金が加算されます。なお冷凍・冷蔵も同一料金となっています。
雑誌やカタログ等を届けるサービスです。
【3辺合計70cm以内・最長辺40cm以内・厚さ2cm以内・重量1kg以内】
300g以内 :168円
600g以内 :220円
1kg以内: 325円
この他に、縦34cm・横25cm・高さ3cm・重量3kg以内の荷物を佐川急便が差出人となって郵便局に差し出す「飛脚ゆうメール便」もあります。
営業所、サービスセンター、取次店などに荷物を持ち込むと1個につき100円割引になるサービスです。
同一荷送人から1回に出荷する個数がまとまった場合には、次の割引率が適用されます。
11個から 50個 10%割引
51個から100個 15%割引
101個から500個 20%割引
501個以上 30%割引
常時出荷のある荷送人で文書による特約がある場合、1回毎の平均出荷個数により割引率を事前に決めておくことも可能です。
割引サービスはありませんが、ユーザーIDを登録することでパソコンやスマホアプリからさまざまなインターネットサービスが利用できます。
個人向け以外に企業向けに「スマートクラブ for business」も提供しています。
佐川急便で配送料金を算出するためには、輸送距離(発地域・着地域)、荷物サイズ、輸送モード(宅配便サービスメニュー)を決めることが必要です。
大阪から東京まで80サイズ(5kg)のものを1個クール輸送する場合、基本料金にオプション料金が加算されるだけなので
1,155円(基本料金)+330円(クール料金加算) = 1,485円
と単純に計算することができます。また佐川急便の場合、クール便は冷蔵タイプも冷凍タイプも同一料金で提供しているためわかりやすく低料金で届けることができます。
佐川急便で計算がわかりにくい例として挙げられるのは翌日配達指定を行うケースです。翌日中配達、翌日午前中配達、飛脚ジャストタイム便(翌日時間指定便)の3つがあるからです。
大阪から東京まで80サイズ(5kg)のものを1個送る場合
少額ではありますが、微妙に料金違いがあり数量割引の適用されない10個までの複数配送では指定方法により差は大きくなります。
佐川急便は、シンボルマークにもなっている飛脚業を1957年から京都と大阪間で開始したのがきかっけで創業しました。現在では、飛脚宅配便を中心とした宅配業界大手で、SGホールディングスグループの中核企業です。佐川急便の飛脚宅配便は、基本プランにオプションを追加して行くのではなく、サービスメニューのバリエーションを増やすことで、さまざまなニーズに対応するという形式。飛脚という佐川急便を表す名を冠した、バリエーション豊かな各種メニューを用意しています。
地元地域に強いネットワークを持っている運送会社の方が、柔軟にスピーディーに対応してくれるでしょう。業務提携路線と協力会社数が大切で、最終的には、宅配便よりも運送会社に依頼した方がコストを削減できたり、宅配便にはない定期配送などの特殊な依頼も可能です。
佐川急便に割引サービスはありませんが、スマートクラブにユーザーIDを登録することで、お荷物問い合わせサービス、配達予定通知メールサービス、配達完了通知メールサービス、不在通知メールサービス、Web集荷受付サービス、Web再配達受付サービス、飛脚宅配便受付サービスなど、パソコンやスマホアプリからさまざまなインターネットサービスを利用することができます。
大阪の運送会社で
おすすめ3社を紹介!
少しでも配送コストを安く抑えるためには、自社の商材ジャンルの搬送を得意としている運送会社を選ぶことが大事。
大阪から全国各地へ小口配送をしたい中小企業の為に、配送・保管の品質を担保できる大阪の運送会社おすすめ3社を紹介。それぞれを得意な搬送物ごとに厳選しました。
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※リードタイムは、ロット数や発注時間、配送先によって対応可否が異なります。詳細はお問い合わせください。