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ヤマト運輸「宅急便」「宅急便タイムサービス」

ここではヤマト運輸の主力サービスとして提供されている「宅急便」の特徴や基本プランについてリサーチしまとめています。また各種割引サービスや注目できるオプションサービスなども紹介しています。

ヤマト運輸ってどんな会社?

全国宅急便ネットワークを強みとした事業展開

ヤマト運輸の宅配サービスは“クロネコヤマトの宅急便”という名称で親しまれ、日本全国に宅急便ネットワークを構築しています。本社や支店、配送センターも合わせると拠点数は7,000以上で人口カバー率99%を誇ります。

また地域に溶け込んだ事業展開を推進しており、観光サポートや生活基盤整備、防災・災害対策など各都道府県と連携した地域活性化の取り組みも数多く、荷物を運ぶだけではなくグループ力でさまざまなソリューションを提供しています。

法人部門では企業のビジネスパートナーとして物流オペレーションの改善や効率化にも注力。「宅急便」に代表されるリテール部門の小口輸送サービスを主軸にしながらも、EC化やデータマネジメントなど業務効率化までサポートしています。

宅配便サービスの基本プラン

基本サイズ

ヤマト運輸の「宅急便」のサイズは以下の6種類が基本で配送物の重量の上限は25kgまでとなっています。

サイズ 大きさ 重さ
60サイズ 60cm以内 2kgまで
80サイズ 80cm以内 5kgまで
100サイズ 100cm以内 10kgまで
120サイズ 120cm以内 15kgまで
140サイズ 140cm以内 20kgまで
160サイズ 160cm以内 25kgまで

宅急便の基本料金

大阪から東京まで宅急便を使って一般的な荷物を送る場合の料金プランは以下の通り。大阪や横浜といった細かなエリア分けではなく関西、関東といった地域の指定方法を採用しています。これを基本料金として割引サービスを適用したり、オプションを追加することによって料金が変動します。

【発地】関西 → 【着地】関東

サイズ 宅急便料金
60サイズ 1,040円
80サイズ 1,260円
100サイズ 1,500円
120サイズ 1,720円
140サイズ 1,960円
160サイズ 2,180円

(参照元:ヤマト運輸公式ページ https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/payment/simulation.html?service=TK

時間指定

従業員の負担を軽減するため、ヤマト運輸では12:00~14;00の時間指定はなし(できない)となっています。レアケースと思われますが、どうしてもこの時間帯に配達しなければならないものは避けたほうがよいでしょう。

8:00 ~ 12:00
14:00 ~ 16:00
16:00 ~ 18:00
18:00 ~ 20:00
19:00 ~ 21:00

※指定可能な配達時間帯は、依頼時間またはお届け地域により異なる

オプションサービス

ヤマト運輸では送り主の要望や荷物の内容に応じて、さまざまなオプションサービスを用意しています。利用するとオプション料金が上記の基本料金プランに追加されます。また利用条件があるため事前に確認してください。

ヤマト便(大きな荷物)

基本サイズを超える大きな荷物(160サイズを超えるまたは30万円を超える荷物)はヤマト便扱いになります。なお荷物1個当たりの重さの制限は30kgまでです。

2,762円(大阪→東京)
【容積換算重量の計算方法】
縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)

この他に、荷物によってらくらく家財宅急便、ピアノ楽器、車・バイクなどがありますが、別途見積もりになります。

宅急便タイムサービス

送る荷物の到着をを翌日8時~10時(一部地域を除く)、または、翌日14時~17時まで指定ができるサービスです。

サイズ オプション料金
60サイズ 330円
80サイズ 660円
100サイズ 990円
120サイズ 1,320円
140サイズ 1,650円
160サイズ 1,980円

宅急便タイムサービスは個人でも法人でも利用可能です。ただし利用はセールスドライバーの集荷や直営店への持込が条件でコンビニなどの取扱店では利用できないため注意が必要です。

クール宅急便

食べ物など鮮度を保ったまま送りたい荷物のための宅急便で冷蔵タイプ(輸送時温度0~10℃)と冷凍タイプ(輸送時温度-15℃)があります。利用できるサイズは4種類です。

サイズ オプション料金
60サイズ 220円
80サイズ 220円
100サイズ 330円
120サイズ 660円

保冷輸送サービスのため、予冷しておくことが条件です。最大3日先まで届け日を指定できますが、宅急便タイムサービスと併用はできません。

ネコポス

オプションではなく小さな荷物を宅急便レベルの翌日配達でポストに投函するサービスです。料金は全国一律料金となっています。
※1個あたりの上限金額は385円(税込)となります。

割引サービス

持込

直営店やコンビニ、取扱店などに荷物を持ち込むと100円割引になるサービスです。

デジタル割

ヤマト運輸公式アプリやLINEから入力したデジタル送り状をヤマト運輸直営店のネコピットで印刷して利用するとデジタル割60円が適用されるサービスです。

宅急便センター受け取りサービス

発送時に受け取り場所をヤマト運輸の直営店を指定すると荷物1つにつき60円が割引になるサービスです。

複数口減額制度

同一届け先に同時に2個以上の荷物を送る場合は荷物1つにつき100円が割引になるサービスです。宅急便とパソコン宅急便に適用され、宅急便とパソコン宅急便それぞれ1つずつでも割引対象になります。

アプリや電子決済サービス

クロネコメンバーズ

クロネコメンバーズ(無料)に登録することで割引が受けられたり、各種割引サービスの割引率が高くなります。クロネコメンバーズは個人、法人どちらも利用が可能です。

ヤマト運輸独自のプリペイド型電子マネーを使用すると黒猫年バー割が適用されます。なお電子マネーは割引率が異なる2種類(クロネコメンバー割とクロネコメンバー割BIG)があります

クロネコメンバー割(10%割引)
クロネコメンバー割BIG(15%割引)
直営店への持込割(100円→150円割引)

キャッシュレス決済

ヤマト運輸ではクロネコメンバー割の電子マネー以外でも各種キャッシュレス決済に対応しています。

ヤマト運輸直営店やセールスドライバーの集荷で、スマホのQRコード決済や交通系電子マネーなどを利用するとキャッシュレス決済料金が適用されます。

各種サービス利用時の料金シミュレーション

ヤマト運輸は他の宅配業者より料金が高いイメージがありますが、割引サービスが充実しているため、上手に活用すれば配送料コストの削減につながります。

特にクロネコメンバーズ登録により割引率もアップしお得になりますが、それほど頻繁に利用しなかったり、手続きが面倒という場合もあるでしょう。

そこで2タイプの料金シミュレーションをしてみましょう。どちらも大阪から東京に荷物を送ることを想定しています。

パターン1

サイズ 基本料金合計 割引後料金合計 割引額
60サイズ 1,040円 661円 -379円
80サイズ 1,260円 859円 -401円
100サイズ 1,500円 1,076円 -424円
120サイズ 1,720円 1,274円 -446円
140サイズ 1,960円 1,492円 -468円
160サイズ 2,180円 1,690円 -490円

パターン2

サイズ 基本料金合計 割引後料金合計 割引額
60サイズ 1,040円 820円 -220円
80サイズ 1,260円 1,040円 -220円
100サイズ 1,500円 1,280円 -220円
120サイズ 1,720円 1,500円 -220円
140サイズ 1,960円 1,740円 -220円
160サイズ 2,180円 1,960円 -220円

このようにクロネコメンバーズ登録なしでは割引額は一定ですが、登録することによって割引率が上がることがわかります。ヤマト運輸の宅急便でできるだけ料金を抑えたい場合は、やはりメンバー登録した方がお得になります。

このページのまとめ

「クロネコヤマトの宅急便」という名称で親しまれていて、日本全国にネットワークを構築している、ヤマト運輸の宅配サービスは、本社や支店、配送センターも合わせると、その拠点数は7,000以上。日時指定やオプションサービスなども豊富で、キャッシュレス決済にも対応しています。無料のクロネコメンバーズに登録すると、割引が受けられたり、各種割引サービスの割引率が高くなったりするメリットもあります。

運送会社で見積もり依頼をすべき理由

地元地域に強いネットワークを持っている運送会社の方が、柔軟にスピーディーに対応してくれるでしょう。業務提携路線と協力会社数が大切で、最終的には、宅配便よりも運送会社に依頼した方がコストを削減できたり、宅配便にはない定期配送などの特殊な依頼も可能です。

ヤマト運輸は、地域に溶け込んだ事業展開を推進しています。観光サポートや生活基盤の整備、防災・災害対策など各都道府県と連携した地域活性化にも多数取り組んでいて、単に荷物を運ぶだけではなく、グループの力で、さまざまなソリューションを提供しています。法人部門では、企業のビジネスパートナーとして物流オペレーションの改善や効率化にも取り組んでいて、宅急便という小口輸送サービスを主軸にはしていますが、EC化やデータマネジメントなどの業務効率化までサポートしています。

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