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リードタイムとは、商品を発注(受注)してから納品されるまでに要する時間(期間)のこと。リードタイムということばは主に製造業や物流で使われていましたが、近年ではさまざまな分野で使われるようになりました。それと同時にことばの意味も拡大しましたが、本質的に各工程の始まりから終わりまでの所要時間と理解しておけば問題ありません。
物流業界におけるリードタイムは、商品やサービスを発注してから納品されるまでの時間や日数を表すのが一般的です。その他にも、物流倉庫や物流センターが出荷指示を受けてから出荷するまでの時間を指すこともあれば、工場や物流センターから出荷された商品が納品先に届くまでの時間を指すこともあります。
リードタイムが短縮されれば、顧客満足度の向上に繋がります。近年ネット通販やECサイトの利用が広がり、家にいながらにして買い物できるようになりました。ネット上にはさまざまな店舗があり、どこで商品を買うかの指標として納品までのリードタイムを重要視する人も増えています。
リードタイム短縮による顧客へのアピール力は、価格競争を上回る場合もあります。同じ商品なら価格が安い方が好まれますが、中には早く届くなら少しぐらい高くても購入したいという方も一定数いるのです。リードタイムを短縮することは、競合他社との競争力を保つためにも重要だと言えます。
リードタイムを短くすることで、さまざまなコストを削減することが可能です。例えば、在庫補充の際の所要時間も短くなることから余分に在庫を持たなくても大丈夫になり、在庫コストを削減できます。
また在庫を少なくすることで在庫保管のスペースの縮小が実現でき、倉庫代を削減することもできます。在庫管理にかかる人件費の削減にも繋がるでしょう。無駄なコストを削減することができれば、結果的に利益率もアップします。
作業量が多過ぎてリードタイムが長くなっている場合、人員を増やすを増やすことでリードタイムを短縮することが可能です。ただし、この方法は人件費がかかってしまうというデメリットが。
一時的に人員を増やして対応をした後、別の方法によってリードタイムを短縮させる必要があります。
物流のリードタイムを短縮するためには、サプライヤーとの関係性構築が重要です。納期がずれてしまうことは、リードタイムを伸ばしてしまう大きな原因となります。サプライヤーに発注計画を開示することによって納期ずれを防げるでしょう。
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