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大阪から各地に食品を運ぶには

依頼する際の注意点

厳密な温度管理が必要

食品と一口に言っても、肉や魚、野菜などの生鮮食品、乳製品、加工食品と、さまざまな品目があります。

共通して言えるのは、食品輸送においては厳密な温度管理が必要だということ。

人の口に入るものですから、万が一のことがあってはなりません。鮮度の維持、品質の劣化を防ぐためにも商品にあった温度管理で輸送を行う必要があります。

食品は、搬入・搬出の際にも温度管理に気を使う必要があり、特に生鮮食品は外気にさらされるとすぐに劣化します。輸送によって食品が傷んでしまわないよう、温度管理をしっかり行えるかどうか確認しましょう。

温度管理ができる車両の保有

運ぶ食品によって適正な温度があり、輸送の間だけでなく、搬入・搬出の際にも厳密に温度管理の必要があります。そのため、運送会社が保有している車両は必ず確認し、輸送したい食品に適した温度管理ができるかどうか確かめましょう。

また、食品を輸送する前に保管しなければならない場合もあるため、適切に保存可能な倉庫を保有しているか、手配できるかの確認も必要です。

納期の厳守

食品の中でも、生鮮食品などは鮮度が命です。輸送によって傷んだり、劣化することのないよう運ぶのはもちろんですが、納期の厳守も重大なポイントです。

食品には消費期限があるため、納期に遅れると商品が販売できなくなるなど、先方に多大な損失を負わせてしまうことになります。納期は必ず厳守してもらうよう、依頼しましょう。

配送できるトラックの種類

平ボディ

荷台が平らになっており、四方を落下防止策で囲まれたトラックです。屋根はなく、あまり高く荷物を積み上げられません。冷蔵などもできないため、運べる食品は限られています。

バンボディ

アルミの箱状になったボックスタイプのトラックです。中はベニア板などになっており、通気性や防臭性には優れていますが冷蔵はできません。乾物や缶詰など、それほど厳密な温度管理が必要のない食品に向いています。

ウィングボディ

アルミのボックスの左右が翼のように開くトラックです。荷物の積み下ろしをしやすいのが特徴ですが、温度管理はできません。

保冷車

荷箱に断熱パネルを使用し、冷たい状態を保つ工夫がされたトラックです。走行前に庫内を冷却しておき、食品を運搬しますが、冷却機能がないため、長時間の保冷は難しいでしょう。特に夏場は庫内の温度が上がりやすいため、食品輸送の際には気をつけなければなりません。

冷蔵・冷凍車

ボックスになった荷台が冷蔵庫や冷凍庫になっています。中長距離にわたって食品を運搬するなら冷蔵車や冷凍車が欠かせないと言えるでしょう。

車両によって温度設定ができる範囲に幅があるため、運びたい食品に適した温度をよく確認して手配しましょう。

冷却装置を2つ搭載したトラックもあり、庫内を仕切れば冷蔵品と冷凍品を同時に運搬できます。

業者選びのポイント

食品運搬の実績とノウハウ

食品の運搬は、一般の物流とは違う部分が多く、特に温度管理を厳密に行わなければなりません。

食品によって適正な温度や管理の仕方も違うため、食品輸送に実績とノウハウのある業者を選びましょう。

冷蔵・冷凍車を保有しているか

食品の輸送には温度管理がつきものです。運送会社が冷蔵車や冷凍車を保有しているかどうかは大きなポイントとなります。

冷蔵・冷凍車を手配して運送することも可能ではありますが、やはり自社で保有しているかどうかは、食品の輸送に実績があるかどうかの見極めポイントでもあるでしょう。

保管用の倉庫があるか

食品輸送では、場合によっては出発前に食品を保管する必要があることがあります。その際にも厳密に温度管理をしなければなりませんから、自社で保管できる倉庫を持っているかどうかも大きなポイントとなります。

食品輸送はノウハウのある運送会社に依頼しよう

食品輸送には食品が傷まないよう、厳密な温度管理が必要です。食品によって適切な温度や管理の仕方も違うため、食品輸送のノウハウや実績のある運送会社を選ぶようにしましょう。

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