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大阪から各地に医薬品を運ぶには

こちらでは、大阪からさまざまなエリアへと医薬品を配送してくれる運送会社をさがしている方に向けて、依頼時の注意点やポイントについて紹介しています。

依頼する際の注意点

医薬品の配送を依頼するときには、依頼先として検討している業者が「厳密な温度管理ができるか」「破損防止や安全性を確保してくれるか」「納期が厳守できるか」の3点をクリアしているかどうかを、あらかじめ確かめておく必要があります。緊急を要する場合も少なくない医療現場などへの医薬品配送を依頼するわけですから、重要なポイントだといえます。

厳密な温度管理ができるか

運搬には、医薬品の品質を維持するために医薬品の運搬専用の冷蔵・保冷車両が使用されます。さらに、特に高度な温度管理が必要な医薬品には、特製保冷箱が用いられる場合もあります。このように、専用の車両や設備などを駆使してしっかりと温度管理をしている運送会社を選ぶようにしましょう。

破損や安全性の確保

医薬品は人の命にかかわる物であるため、取り扱いには慎重さが求められます。積み下ろし作業にはかなりの力が必要になる場合があるため、医薬品の破損を防ぐためにも力仕事に充分対応できるスタッフが欠かせません。また、混同しやすい医薬品などを誤配送したりすることのないよう、確認作業のための体制が整っているどうかも重要ポイントです。

納期が厳守できるか

納期におくれないように配送ができるシステムの有無についても把握しておくようにしましょう。できれば、急なリクエストにも対応可能な運送会社を選びたいところです。

配送できるトラックの種類

冷蔵車

冷蔵車とは、医薬品の品質の劣化などを防ぐために、温度管理された状態で配送する設備が整っているトラック車両のことです。運送会社によって品質管理についての設定が異なる場合があるかもしれませんが、ひとつの目安として、冷蔵車の保冷管理の温度は2℃~8℃ほどであると考えておくとよいでしょう。軽から2tや4t、大型トラックまで、幅ひろくトラックを取り揃えている運送会社もあります。

業者選びのポイント

医薬品の輸送ノウハウがあるか

軽などの小型車から大型車にいたるまで、さまざま大きさやタイプのトラックを社有している業者を選ぶと良いでしょう。医薬品とひとくちにいっても、幅ひろい種類がありますし、発注者から、時間や配送環境などに関するリクエストに対応しなくてはならない場合もあります。つまり、豊富な輸送ノウハウをもっているかどうかが、業者選びにおける重要な決め手のひとつとなるわけです。

地域の地理情報や道路情報に精通しているか

また、取り扱う物が医薬品であることを考えると、納期や配送時間を厳守するためにエリア内の地理情報および道路情報について詳しい運送会社を選ぶのも大切なポイントです。特に、大阪のような大都市圏では、駐禁なしで駐車できる場所の把握なども欠かせないでしょう。

適切な品質管理がなされているか

配送する医薬品を問題なく配送するための正確な知識や管理方法、取り扱い上の手順化などのノウハウが充実していることも大切です。医薬品そのものの知識は不要でも、品櫃管理全般についての知識は、やはり必要不可欠です。

GDPガイドラインを踏まえたチェックリスト

より厳密に業者選びを考えるなら、GDPガイドラインに沿ったチェックを行うのがオススメです。

GDP適合しているかは確認を

まず候補業者が日本版GDPガイドラインに基づく「運送管理手順書」を整備し、温度逸脱率や破損件数などのKPIを定期レビューしているかを確認。自社監査報告書や第三者認証の有無が信頼度を左右します。

温度管理インフラの設備もチェック

車両・容器は温度マッピング済みで、リアルタイムのデータロガーと警報機能を備えていることが必須。設定温度を変更不能なロック機能やバックアップ電源があるかも評価ポイントです。

専門教育と要員管理がされているか

冷蔵・冷凍品など温度感受性製品を扱う乗務員が、GDP と製品特性を理解する訓練を毎年受講しているか。教育記録の提示を求めると実効性を測れます。

リスクマネジメント体制が構築されているか

交通渋滞・車両故障・空調不具合を想定したリスク評価を実施し、問題対処の手順を文書化しているかをチェック。逸脱発生時の一次報告時間も契約に明記しましょう。

契約と責任範囲が具体的か

温度逸脱時の補償範囲や報告フローが具体的に明記されているか。委託・再委託の可否と、その場合の監査・教育義務を盛り込みます。

追跡・トレーサビリティが可能か

荷物単位で位置・温度が確認できるWebポータルやAPIがあると、回収時の対応も迅速。ラベル貼付ルール(保管条件・出荷元表示)も合わせて確認します。

バリデーション・校正履歴

温調車両や保冷箱はを完了し、温度計・ロガーは校正証明書を保持しているか。最新の適格性評価報告書の提示が望ましいです。

セキュリティ対策はされているか

高価値製剤を運ぶ場合、施錠装置・GPS・防犯カメラを備え、盗難・誤出荷を防ぐ運用がされているかを確認しておきましょう。

連絡体制が整っているか

24時間連絡窓口と緊急時の判断権限を持つ担当者がいるか。定期レポート形式(CSV/PDF)や月次レビュー会の有無も比較ポイントです。

コストと柔軟性はあるか

共同配送・チャーター・夜間配送など多様なオプションがあるかを押さえつつ、温度管理コストの内訳を明示する業者を選ぶと総コストの最適化が図れます。

これらの観点を網羅的に評価することで、医薬品の品質と供給責任を確実に守れる運送パートナーを選定できます。

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