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エアサスとは、エアサスペンションの略で車の振動や衝撃を吸収するバネのような仕組みのことです。伸び縮みするゴムの中に圧縮空気を送り、空気の弾性をスプリングに応用させています。
また、エアサス車にはトラックの荷台の高さをセンサーを検知し、走行時に車両が傾いても水平を保つ役割もあります。
エアサス車は道路の凹凸や車の傾きなどに強いトラックです。衝撃や揺れに弱い繊細な精密機器類を運ぶには、できるだけ衝撃をやわらげるエアサス車が適しています。
コンピュータサーバーやパソコン周辺機器、医療機器、工場機器やロボットなどやさしく運びたいものを、荷崩れや荷傷みを低減させ安全に輸送できます。
美術品や骨董品、アンティーク家具など、壊れては困る貴重で高価なものの輸送にも、エアサス車が活躍します。美術品や骨董品などの貴重品は、梱包の仕方や積載の方法にもノウハウが必要なため、エアサス車を保有しているだけでなく、ドライバーや作業する人の技術も求められます。
楽器も数千万から数億円という繊細で高価な荷物です。温度や湿度管理が必要なこともあるため、エアサス車で衝撃をやわらげつつ、温度変化や湿度などにも気を配りながら輸送する必要があります。
当然ながら衝撃にも弱いため、荷崩れしない積み方や、振動を与えない運転の仕方など、ドライバーのノウハウやスキルも必要不可欠です。
エアサス車を必要とする輸送は、精密機器や美術品、楽器といった高額な荷物が多いです。高額なだけでなく、壊れたら2度と戻らない貴重な骨董品や楽器、美術品なので、細心の注意を払って輸送する必要があります。
エアサス車を手配できるかだけでなく、梱包や積み下ろしのノウハウや実績があるかどうかを確認しましょう。
さらには、万が一の事故や破損の場合、どのような補償があるのかも重要です。貴重な荷物を運ぶだけに、事前にしっかり打合せができる業者を選びましょう。
エアサス車にもサイズや荷台の形状などの違いがあります。例えば、空調(温調)ができ、荷台の側面が大きく開閉するエアサスウイング、地下など高さ制限のある場所への搬出入が可能な3t低床エアサスゲート車など。
用途に応じてどのような種類のエアサス車が必要かを考え、運送会社が保有しているエアサス車で対応可能かどうかで見極めましょう。
もちろん、安全性の確保やドライバーの質もしっかりチェックしてください。
エアサス車は積荷に与える衝撃を最小限にし、繊細な機器や貴重品を運ぶのに適しています。運ぶ荷物が特殊な場合が多いため、そのための梱包や積み下ろしのノウハウ、スキルも必要とされます。
エアサス車を保有しているかどうかだけでなく、精密機器などの輸送実績やノウハウがあるかどうかも確認するようにしましょう。
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