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ウイング車とは、ボックス型の荷台の側面が左右に大きく開くタイプのトラックです。開いたところが鳥が翼を広げたように見えることからウイング車と呼ばれています。
ウイングのオープン方向や角度によってタイプが3つほどあります。
「フレキシブルオープンタイプ」は、ウイングが開く方向や角度を変更できる特徴があります。細かい微調整も可能なため、トラックバースや倉庫の屋根の高さなどに制限がある時に使われます。
「ターンオーバータイプ」は片側のウイングが中心線を越えて大きく開くタイプ。160度まで開くため、真上から積み下ろしすることができ、クレーンなどが使えるようになります。
「上昇開閉タイプ」は、天井が上昇するアルミウイング。天井が上がるため高さに余裕ができ、高さのある荷物を積むことが可能になります。
ウイング車は左右に大きく開閉するため、荷物がどちらからでも積み込めるメリットがあります。倉庫の向きや形状に合わせて、荷物を積み込みやすくすることができ、たくさんの荷物を手早く積み込むことが可能。
そのため、流通に厳密な納期のある食品運搬に適しています。ただし冷蔵車・冷凍車ではない場合は、常温食品に限ります。
ウイング車は積み込む際に大きく扉を開けることができるため、パレットの上に荷物を置き、フォークリフトでパレットごと積み込めるパレット物がどちら側からでも積み込みやすく、作業効率が良くなります。
パレット物にはさまざまな荷物がありますが、積み込んでしまえば日光や雨風から積載物を守ってくれるので、さまざまな用途にしようできます。
ウイング車は、楽器などを荷台に設置しておき、ウイングを大きく開けてそのままステージカーとして使用することができます。ステージを作ることができない道路や場所などに、簡易的に臨時のステージとして使えるため、イベントやお祭りなどでもよく利用されています。
ウイング車のウイングは、油圧と電動モーターで開閉します。定期的にメンセナンスをしておかないと、ウイングの開閉に支障が出るという致命的な問題が起こってしまいます。
また、荷台部分の防塵や防水性についてもしっかりチェックしているかどうか確認しましょう。
荷物を安全かつ破損なく輸送するためには、ウイング車の定期的なメンテナンスが重要。しっかりメンテナンスをしている業者を選びましょう。
ウイング車は開閉する際、周囲の建物や積載物などに当たらないよう注意する必要があります。また、ウイングを開けたとき、照明など熱のあるものが近くにあると、ウイングが変形することがあるため、知識が必要です。
また、積載はバランス良く配置することも大切です。荷物が偏っていると横転事故や車両破損のリスクが高くなりますので、安全性の確保に留意しているかどうか確認しましょう。
ウイング車は効率良く積み下ろしができるトラックです。荷物を運ぶだけでなく、時には簡易的なステージなどにもなるため、さまざまな利用方法があります。メンテナンスや安全性の確保をしっかり行っている業者に依頼しましょう。
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